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令和3年度決算について、第105回組合会で報告しました。
令和3年度事業報告
組合員・家族みなさんのご協力で
単年収支かろうじて黒字
7月27日、第105回組合会が楠公会館で組合会議員定数52名中52名（委任13名含む）と役員24名の出席のもと開催され、令和３年度の事業報告・決算報告などの議案が全会一致で承認されました。
保険給付費の増加に加え、後期高齢者支援金、前期高齢者納付金、介護納付金、高額医療費共同事業拠出金など他制度への負担増（※下図参照）の中、保険料引上げによる歳入増等、組合員・家族みなさんのご協力により、単年度収支は５年ぶりにかろうじて黒字決算となりました。
組合員数は2.22％減
母体労働組合で、組織拡大強化月間を設けるなど、日々、組合員数の拡大に努めていますが、年間平均は3万4153人で、前年度比2.22％減（774人減）となりました。
医療費は8.08％増
被保険者一人当たりの医療費は18万2099円（前年度比8.08％増）、受診率は67.16％（同7.47％増）となり、新型コロナウイルス感染症に関係する診療費の加算や、前年度に受診を控えていたことの影響が考えられます。【表１】
レセプト点検の徹底、ジェネリック医薬品利用促進通知の発送、交通事故等第三者行為の調査・求償などで医療費の節減・財政効果の向上に努めました。
また、早期発見・早期治療を目的とした集団健診や人間ドックに対する補助事業を実施しました。
アスベスト被害者求償と労災認定
じん肺・アスベスト関連疾患早期発見のため、組合員1万1495人の胸部エックス線写真の再読影を行い、有所見者819人（7.1％）に結果通知を送付しました。【表２】
年度中、新たに２人の労災申請が認められ、被害者への支援と、約580万円の保険給付費等の節減につながりました。
特定健診の受診率
40歳以上が対象の特定健診は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、令和4年5月時点で3万8747人中1万3498人の被保険者が受診し、受診率は34.8％ですが、10月に行う国報告では若干受診率が伸びる見込みです。（前年度国報告受診率35.0％）
なお、未受診の方には個別案内を送付するなど、周知徹底に努めました。
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