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事業のあらまし

平成19年度決算について、第77回組合会で報告しました。

平成19年度の事業概要

黒字決算で安定運営維持

さらに魅力ある医療保険をめざして

 7月28日、建設国保の第77回組合会が、全労済近畿兵庫県本部5階大ホールで、組合会議員42名と役員24名出席の中、開催され、平成19年度の事業報告・決算報告など、提案されたすべての議案が承認されました。長引く建設不況などにより9年連続して組合員数が減少していますが、皆さんのご理解・ご協力のもと、今年度も黒字決算を堅持することができました。

 平成19年度は、すべての保険料を据え置いて事業したところ、組合員数については景気回復の遅れから昨年度と比較して1.75%減少しましたが、保険料の収納率99.93%を維持し、インフルエンザ等による大幅な医療費増を免れたことから、黒字決算になりました。
 組合員1人当り収支状況については下の円グラフのとおりで、昨年度と比較してみると、収入では681円増(1.5%増)、支出では1,806円増(4.3%増)剰余金では1,125円減(36.7%減)となっております。支出増の最大要因は、老人保健拠出金が1,031円増加(12.6%増)したためです。

一世帯当りの収支内訳


組合員数は減少の一途

 母体労働組合では、組織拡大強化月間を設けるなど日々組合員数の拡大に努めていますが、平成19年度の年間平均組合員数は47,057人まで落ち込みました。【表1】

【表1】組合員数の月別推移(平成18年4月〜20年3月)
【表1】組合員数の月別推移(平成18年4月〜20年3月)


医療費の伸びは横ばい受診率は増加傾向
 老人保健対象者を除く被保険者一人当たり医療費の伸び率をみると、0.44%の微増、受診率は2.76%増加しました。【表2】
【表2】被保険者1人当り医療費の年間推移
【表2】被保険者1人当り医療費の年間推移


市町国保より充実した給付を維持
 建設国保では、あらゆる経費削減を図りながら、69歳までの組合員並びに家族に対する償還払い制度、インフルエンザ予防接種費補助制度、検診補助、1児につき40万円の出産育児一時金制度などを実施しました。


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