7月20日に建設国保の第73回組合会が、全労済近畿兵庫県本部5階ホールにて、組合会議員45名と役員23名の出席で開催され、平成17年度の事業報告・決算報告など、提案されたすべての議案が承認されました。 組合会議員からは、アスベスト対策に関する質問や集団検診補助に対する人数枠拡大への要望・発言などが活発におこなわれました。なお、平成17年度の被保険者人数、医療費の状況および決算の内容は次の通りです。
17年度の被保険者人数は【表1】のとおりです。長引く建設業の不振により依然として減少傾向が続いていますが、インフルエンザなどによる大幅な医療費増の影響がなかったため、剰余金は14.5億円余りになりました。収支残額のうち6億円を平成18年度に繰越し、差額の8.5億円余りを法定積立金に積立てました。 なお、前年度からの繰越金などを除いた単年度実質収支でも8.1億円余りの黒字決算となりました。また、年間収支の状況は、【表2】のとおりです。 また、組合員1人当りの月額は、歳入金額44、498円に対し、歳出金額42、023円で、剰余金は2、475円となり、前年度と比べると1人当り714円増加しました。
支出の大半を占める保険給付費の組合員1人当りの月額は28、220円で、支出全体の67.15%を占めています。なお、医療費の実績は【表3】をご参照ください。