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瀬戸内に春をつげる魚「鰆(さわら)」を楽しむ
(公財)兵庫県健康財団 管理栄養士 荒井喜美
さわらは、3〜5月に瀬戸内でよくとれ、大きくなるにつれ「さごし」→「やなぎ」→「さわら」と呼び名がかわる出世魚です。大型のものほど、脂がのって美味と言われています。小型のもの(さごし)は脂が少なく、さっぱりとした味わいなので、油を補う料理がおすすめです。調理の際は、切り身に軽く塩を振り、10分ほど置いてキッチンペーパ―で水気をふいてから使うと臭みがとれます。
さわらとあさりのアクアパッツア
材料(2人分)
さわら |
2切れ |
あさり |
1/2パック |
トマト |
1/2個 |
スナップエンドウ |
6さや |
にんにく) |
1かけ |
白ワイン |
大さじ2 |
オリーブオイル |
大さじ1 |
塩 |
小さじ1/5 |
こしょう |
適宜 |
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■作り方
(1) |
あさりはよく洗う。トマトは皮をむいて2センチ角、にんにくは薄切り、スナップエンドウは茹でておく。 |
(2) |
フライパンにオリーブ油を入れて熱し、さわらの両面を焼く。 |
(3) |
いったん弱火にし、にんにく、トマト、あさり、白ワインを加え、中火にし、蓋をして3〜5分ほど蒸し焼きにする。仕上げに塩、こしょうで味を整え、器に盛り付け、スナップエンドウを飾る。 |
栄養価(1人分)エネルギー 237kcal 塩分 1.1g
さわらの青のり天ぷら
材料(2人分)
さわら |
2切れ |
菜花(つぼみ) |
少々 |
A |
てんぷら粉 |
大さじ2 |
水 |
大さじ3 |
青のり |
小さじ1/2 |
揚げ油 |
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塩 |
小さじ1/5 |
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■作り方
(1) |
さわらは一口大のそぎ切りにする。菜花は、つぼみの部分を3pくらいに切る。Aの材料を混ぜ合わせ衣を作る。 |
(2) |
さわらに薄くてんぷら粉(分量外)をつけ、1の衣をつけて170度の油で揚げる。菜花のつぼみも同様に揚げる。 |
(3) |
器に盛り付け、塩を添える。 |
栄養価(1人分)エネルギー 295kcal 塩分1.0g
さわらのキムチチゲ
材料(2人分)
さわら |
2切れ |
豆腐 |
1/2丁(150g) |
白菜キムチ(汁を含む) |
80g |
しめじ |
1/2株 |
にら |
1/4束 |
A |
酒 |
大さじ1 |
味噌 |
小さじ2 |
水 |
600t |
鶏がらスープの素 |
小さじ1 |
ごま油 |
小さじ2 |
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※写真は1人分 |
■作り方
(1) |
さわらは一口大に切る。しめじは石付きを除き、ほぐす。豆腐は6等分する。 |
(2) |
鍋にAを入れて火にかけ、沸騰したら、にら以外の具材を入れて、3分ほど煮る。 |
(3) |
にらを加えてひと煮立ちさせ、仕上げにごま油を加える。 |
栄養価(1人分)エネルギー 280kcal 塩分2.3g
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