夏の風物詩「枝豆」を使った料理

（財）兵庫県健康財団　管理栄養士 長谷川幸代

　枝豆は、大豆の成熟していない実のことを言います。「未成熟だと栄養も少ないのでは？」と思われがちですが、大豆と野菜の両方の栄養的特徴を持っていて、畑の肉とよばれる大豆と同様の特徴である良質のたんぱく質や脂質、ビタミンＢ１、Ｂ２、カルシウムなどに加えて、未成熟だからこそ含まれる栄養素ビタミンＡ、Ｃもたっぷり含んでいます。

ビールのおつまみに最適なわけ
　「ビールに枝豆」･･･相性バッチリの組み合わせですが、体にとっても好ましい組み合わせです。アルコールで壊れがちなビタミンＣを枝豆が補ってくれるほか、枝豆のたんぱく質に含まれるメチオニンが、ビタミンＢ１やビタミンＣと共にアルコールの分解を促して肝機能の働きを助け、飲みすぎや二日酔いを防止する働きがあります。

• 枝豆じゃこチャーハン
• 枝豆の包み揚げ
• 枝豆とたたき胡瓜の簡単サラダ

材料（２人分） 枝豆 200ｇ ちりめんじゃこ 30g ご飯 300ｇ 酒 大さじ1 ごま油 小さじ1 醤油 小さじ1 塩・こしょう・刻みのり 少々

材料（2人分） 枝豆 60g スライスチーズ 2枚 餃子の皮 8枚 揚げ油 適宜

材料（2人分） 枝豆 200g きゅうり 2本 塩 適宜 鶏ささみ 60g     ドレッシング   ゆずこしょう 大さじ1/2 酢 大さじ1 オリーブオイル 大さじ2 砂糖 小さじ1/2 こしょう 適宜

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